発達凸凹の子どもたちにとって、運動は身体的な成長だけでなく、精神的な健康や社会的スキルの向上にも大きな役割を果たします。運動を通じて脳の発達が促され、学習能力や集中力の向上が期待できることをご存知ですか?その他、ストレスや不安の軽減にもつながります。また、集団療育の中でチームスポーツやグループ活動を行うことで、他者との関わり合いやコミュニケーションを学ぶことで、社会性を育み、自己肯定感を高める効果もあります。このように、運動は子どもたちの総合的な成長を支える重要な要素です。
発達凸凹(発達障害)の子どもたちにとって、運動は脳の発達に不可欠な役割を果たします。特に、協調運動(コオーディネーション運動)は、脳のさまざまな領域を活性化し、神経回路の強化に貢献します。
協調運動とは、異なる身体部位が連携して動くことを必要とする運動を指します。例えば、ボールをキャッチする、縄跳びをする、またはリズムに合わせて体を動かすなどの活動が含まれます。これらの運動を行うことで、脳内での信号伝達が活発化し、複数の神経ネットワークが同時に活性化されます。
利用するのは主に小学生年代の発達障害を持つ子ども達で、放課後の時間を過ごします。祝日や夏休みといった長期休暇中は1日利用となりますが、1事業所(チーム)には指導員が4〜5名在籍しているため、およそ1名の指導員に対して2〜3名の児童に目が届くことになります。福祉業界の経験豊富なスタッフも在籍し、また余裕のある人員配置を行なっていることで、指導員1人にかかる負担を軽減でき、その分利用者一人ひとりにしっかりと目が行き届き、支援できる体制を整えています。来所し初めの頃は、『できない!』を連発して悲観的だった子どもたちが『できること』が増え、笑顔が増え、自信をつけ、成長していく姿を間近で見られること、これは、職員にとっても大きな充実感ややり甲斐につながると思います。
協調運動は発達凸凹の子どもたちの脳の発達に非常に効果的
発達凸凹の子どもたちは、環境の変化や人間関係に対する感受性が高く、日常生活で多くのストレスや不安を感じることが多いです。運動は、こうしたストレスを軽減する効果的な方法です。
運動を行うことで、体内のストレスホルモンであるコルチゾールの分泌が抑えられ、リラクゼーション効果が得られます。また、運運動後には「幸福ホルモン」とも呼ばれるエンドルフィンが分泌され、気分の改善にもつながります。このように、運動は精神的な健康をサポートし、子どもたちの心の安定に寄与します。
発達凸凹の子どもたちは、友達と上手にコミュニケーションを取ったり、集団活動にスムーズに参加することが難しいことが多いです。そんな子どもたちにとって、運動は社会性やコミュニケーション能力を育む絶好の機会です。
特に、チームで協力するスポーツでは、お互いの良いところを認め合い、共に努力することで、子どもたちは「仲間と一緒に頑張ることの楽しさ」を実感することができます。また、友達と一緒に遊ぶ時間は、子どもたちにとって何よりも楽しいひとときです。運笑顔で過ごす時間が増えることで、自己肯定感が高まり、積極的に人と関わる意欲も増していきます。
子どもたちの「やればできた!」が生まれた瞬間の笑顔は最高!
学校や習い事の中で、活動や集団行動が上手くいかなかったり、失敗することが多かったりしてしまう子どもたちが、CREDOでその子の成長に合わせてできる活動、運動内容に取り組めることで、できることが増えたり自信がついてきたりして前向きになっていける場所だと思います。こんなにバリエーション豊かな運動プログラムを提供している放デイは珍しいと思います。毎日、違う運動プログラムなので、子どもたちはもちろんスタッフも飽きません!
私にとっては、利用してくれている子どもたちの「やればできた!」が生まれた瞬間の笑顔に立ち会えることがなにより嬉しいです。あとは、スタッフも一緒に運動するので、体が健康になります!続きは、こちら。